2024年6月1日から、SBI証券ではクレジットカードを利用した投資信託の積立設定日が毎月3日～9日のいずれかから選べるようになりました。この変更により、高値掴みを少しでも回避できるのではないかと期待しています。
SBI証券
- 2024/6/1（土）よりクレカ積立の発注日を選べるようになります
6/1（土）リリース後より、クレカ積立の発注日（申込設定日）を毎月3日～9日のいずれかからお選びいただけるようになります。
～三井住友カードが発行するクレジットカードの場合～
■変更前：～5/31（金)
・積立設定締切日：毎月10日
・積立申込設定日：毎月1日
※発注は積立申込日の前営業日の翌日AM0:00～2:00（予定）に行われます。
■変更後：6/1（土）リリース後～
・積立設定締切日：毎月10日
・積立申込設定日：毎月3日～9日のいずれかからお客さまが指定された日
※発注は積立申込日の前営業日の翌日AM0:00～2:00（予定）に行われます。
※その他カードについても発注日（申込設定日）をお選びいただけるようになります。カード毎の設定締切日はこちらをご確認ください。
! ご留意事項
6/1以前に設定されていたクレカ積立は今まで通り毎月1日に発注されますが、新規の設定および変更時（金額のみ変更を含む）には毎月1日の発注はお選びいただけなくなります。
また、変更後に毎月1日発注に戻すことはできかねますので、ご留意ください。
背景と変更の内容
これまで、SBI証券でのクレジットカード積立は毎月1日に固定されていました。しかし、新たに導入された変更により、3日から9日の間で発注日を選ぶことが可能となりました。この新しい選択肢は、月初に積立が集中するリスクを分散し、より柔軟な投資計画の助けとなると思います。
高値掴みの回避策
月初はクレジットカード積立参加者や他の個人投資家、機関投資家の月初買いなどで、市場価格が一時的に高くなる可能性があります。そのため、私は積立日をずらすことで少しでも高値掴みのリスクを減らせるのではと考えています。個人の積立が集中したところで誤差の範囲かもしれませんが、少しでもリスクを分散できる可能性があります。
クレジットカード積立おメリット
クレジットカードを利用してつみたてを行う最大のメリットはポイント還元です。SBI証券では0.5%から3.0%のポイントが付与されるため、長期的な視点で見れば大きなメリットとなります。また、毎月一定額を積み立てる事で、資金管理が容易になり、計画的な資産形成が可能です。
毎日積立との比較
一方で、現金で毎日積立を推奨する声もあります。毎日積立を行えば、高値掴みのリスクをさらに分散できるかもしれません。しかし、私はクレジットカード積立の方がポイント還元の面で有利だと考えています。また、毎日積立の場合、毎月の積立金額にバラつきが生じ、明細も多くなるため管理が難しくなります。
自分の選択と注意点
私自身、今回の変更を受けて積立発注日を月初以外の日に変更しました。これにより、高値掴みのリスクを少しでも減らせるのではないかと期待しています。ただし、一度発注日を変更すると、毎月1日の発注に戻すことはできません。この点には注意が必要です。
まとめ
SBI証券でのクレジットカード積立日が選べるようになったことは、投資家にとっては非常に有益な変更だと思います。高値掴みを避けるための一つの手段として、この新しい選択肢の活用を考えるのはどうでしょうか？
